逆に太るダイエットの罠
2021年03月08日 14:47:09
アラフィフにもなって5ヵ月で10kgダイエットした話は大きな反響を呼びました。
58kgからスタートして、ダイエットを終了した今は47~48kgをうろうろしています。
体が軽いし体調もいいのでこれくらいでいいです。
ダイエットのご相談。
通所リハの利用者様からもダイエットのご相談を受けました。
その方は通所リハを利用して体調が良くなってから太り始めて、いろいろとしんどいので体重を減らしたいそうです。
高齢なので代謝が落ちていて難しいとは思いますが、ダイエットは生活習慣を変えて続けることが重要です。
年齢に関係なく、生活習慣を健全化すれば自然に適正体重に落ち着きます。
具体的にはご飯を半分にする。
お話を聞くと、野菜が嫌いで白米が大好きで毎食大盛2杯食べるというため、まず白米をお茶碗半分程度で1杯だけにして、不足分は野菜でお腹をいっぱいにすることと、タンパク質を増やすことを勧めました。
でも高齢。
アドバイスが頭に入りにくいです。
野菜は具沢山味噌汁で食べるようになったものの、白米は大盛で1杯。
何度も繰り返して通所リハの給食のご飯を例に説明しても「これよりは多い気がする」と毎回言われます。
それでも、2杯を1杯にしたストレスだけは感じていて「ご飯を減らした分、お餅を食べるようにした」と嬉しそうに言われます。
減らしたつもりで逆に増えているわけです。
減らしたストレスで増える炭水化物。
糖質中毒の人が炭水化物を減らすのは難しいです。
以前には医師からご飯を減らすように指導を受けて「ご飯を減らした分、おまんじゅうを食べている」という方もいました。
糖質は減らしすぎてはいけませんが、多すぎるのは病気の元になります。
適切な量を食べれば適切な体重になりますから、目的を見失わないように健康的な食事を心がけましょう。