体は丈夫なのにふらふらして転倒する原因。
2020年10月26日 19:42:00
「転んだのよ。わたしもそういう歳になったのね」と50歳代のお客様がいわれることがしばしばあります。
確かに、10年も整体院をやっていると40代だった方は50代になり、足腰は丈夫なのに転倒するというケースが増えます。
何もない場所で転倒し、頭を打ったり骨折したりと大怪我になります。
若い頃であれば、転倒しても頭を守ったり、ころころと上手に転がって怪我しなかったりするものですが、どうも大怪我になる。
ふらふらして転倒する原因。
原因は脳の劣化です。
脳が体を操れなくなって、バランスをとることができなくなるのです。
特に「ふらふらする」「ぼーっとしていけない」「考えがまとまらない」と言っている人に多いです。
これがひどくなると、転倒だけでなくボケるのだろうなと思います。
通所リハビリでリハビリを行っていても、リハビリを行っているから起居動作や歩行に問題が無くても、「ふらふらする」などと言いだすころから認知症が進んできて、自分で自分のことができなくなっていきます。
「ふらふらする」の予防法。
転倒や認知症の始まりである「ふらふらする」を予防するのは、日々の緊張感です。
例えば、一人暮らしで頼れる人がいない人は「ふらふらする」暇がないので元気です。
畑やボランティア活動している人も、ぼーっとしないせいか、転倒することが少ないです。
刺激的な日々を過ごして、体は丈夫なのにふらふらして転倒するリスクを回避しましょう。