歩けなくなったら歩くより筋トレを。
2020年10月20日 19:12:54
整体院爽楽の施術者であるわたしは作業療法士として通所リハビリ施設にも勤めています。
高齢者がリハビリを希望するきっかけの殆どは「歩けなくなった」です。
入院や引きこもりがちな生活をきっかけに足腰が弱り、歩けなくなるのです。
歩けなくなった人のリハビリの進め方。
高齢者の歩行訓練をすすめるとき、いきなり歩く練習はしません。
まずは筋トレで歩行に必要な筋力をつけます。
なぜなら、いきなり歩いても正常な歩行ができなくて関節を傷めてしまったり、妙な自信を持って自宅で一人で歩き転倒したりするからです。
ですから、歩く前に充分な筋力をつけ、歩き方を練習することで安全に歩けるようにしていくのです。
歩く前の筋力をつけるための筋トレ。
それでは、歩けないほど筋力が弱っている人の筋トレをご説明します。
まず、仰向けに寝たまま両足を曲げます。
そして、踵で天井を蹴るように交互に足を伸ばします。
簡単なようで意外にきつい運動です。
10回できるようになることを目的に、毎日何度でも行ってください。
そして、両足をそろえて膝を立て、天井におへそを付ける気持ちでお尻を上げます。
これもまずは10回を目標にして、何度でも行ってください。
そうやって、転倒しない安全な姿勢で徐々に筋力をつけてから、歩行訓練に入ります。
歩けなくなったら整体院爽楽にご相談ください。
もし、皆様の周りに足腰が弱って歩けなくなっている人がいたら、この2つの筋トレを教えてあげてください。
気力も低下して筋トレが難しいときは整体院爽楽へお連れ下さい。
わたしが、その人の前向きな気持ちを引き出します。