膝が外に曲がるのを予防するには。
2020年08月31日 16:57:02
広島県福山市で整体院爽楽を営むわたしは、作業療法士の資格で介護施設にも勤務しています。
まだ介護保険が無い時代、老人医療という制度で通所リハを始めたころからの勤務です。
経営者の人柄が良く、難は無くでもないのですが居心地がいいので、変遷を見守りながら20年以上勤務しています。
そんな介護施設の通所リハですが、高齢者の中には膝が曲がっている方が多いです。
膝の変形が原因で歩けなくなったからリハビリに通って来られています。
膝の変形で多いタイプ。
膝の変形では、膝が外に曲がる「内反膝」の方が多いです。
膝の変形につられて股関節や骨盤までも歪んでしまうので、日常生活に困ります。
予防方法は?
とりあえず、歩行が安定する程度の筋力がつくまでは、両側に金属が入った膝サポーターの使用を勧めます。
そうしないと膝に負担がかかる度に膝の歪みが大きくなるからです。
ほとんどの方はその説明に納得してサポーターを使われるのですが、中には他人から言われるのが嫌で着けない方がおられます。
それならそれで医師が勧める人工関節置換術を受けてもいいのですが、それも嫌。
足底板という膝関節の角度を変えて変形を予防する装具も、持っていても使わない。
膝の変形は進むばかりです。
まあ、足底板は滑るので効果は低いです。
サポーターを着けた方は、めきめきと膝が良くなり、今では、ときどき片足立ちをして見せてくれるようになりました。
膝の変形にも個人差があります。
膝が外に曲がるのを予防する最適の方法は、膝サポーターを着けて運動をすることです。
どんなサポーターを使えばいいのか、筋トレの方法を知りたい方は整体院爽楽へご相談ください。