睡眠に入るためのストレッチ。
2020年06月15日 15:33:33
夜、寝る前やお風呂上がりにストレッチしている人は多いのではないでしょうか。
体が柔らかいと血流が良くなって回復力が上がります。
また、とっさのときの動きも良くなるからケガをしにくくなります。
ただ、ストレッチの方法次第では寝つきが悪くなってしまう場合があります。
自律神経を刺激するストレッチ。
人間の体には、環境に合わせて体を調整する自律神経があります。
自律神経の内、交感神経は身体を活性化させ、副交感神経は身体を休ませます。
寝るときと睡眠中は、副交感神経が働いています。
だから、副交感神経を働かせるストレッチをする必要があります。
逆効果のストレッチ。
ところが、ほとんどの人が、硬い筋肉を伸ばそうと力んでストレッチをします。
これでは、筋肉が充分に伸びきれなくてストレッチ効果が低くなります。
さらに、力むことで交感神経が働いて、体が活性化されてしまいます。
これでは眠りにつけません。
寝る前のおすすめストレッチ。
2つあります。
お風呂上がりのストレッチは、大きく息を吐きながら伸ばせるところまで伸ばし、息を吸いながら戻す。
ベッドに入ってからは、照明を消して、仰向けに寝て、右足を力いっぱい伸ばして10数えたら力を抜きます。
次に左足、右手、左手、と力を入れては脱力していき、最後に後頭部を枕に押し付けて10数えて脱力します。
それから深呼吸です。
横隔膜を大きく上下させるイメージで、ゆっくりと大きく息を吐き、吸います。
この深呼吸を繰り返しながら、好きな景色や絵をイメージします。
そうしているうちに、自然に眠りに入って熟睡できます。
やってみてくださいね。