冷えによる痛みを防ぐには、まず体を温める。
2019年11月25日 17:21:32
寒くなってきました。
整体院爽楽がある広島県福山市は、温暖な瀬戸内の気候で住みやすいのですが、それでも晩秋。
さすがに朝の最低気温がヒトケタになりました。
そうすると、増えてくるのが腰痛と頭痛などの痛み、冷えによる体調不良です。
冷えると痛みが出る理由。
人間の体は、周囲の気温に合わせて体温をコントロールしています。
たとえば、暑いときはたくさん放熱し、寒いときは放熱を抑えます。
その方法は、暑いときは汗を出して、汗が蒸発するときに体の表面の熱を持って行かせます。
寒いときは汗を出さないで熱う奪われないようにします。
他にも、暑いときは体内を流れる温かい血液の量を多くして、体の表面で冷やすことで放熱します。
また、寒いときは温かい血液の流れる量を減らして、放熱を抑えます。
つまり、寒いと血流が悪くなります。
そうすると、筋肉や関節が栄養と酸素不足になってしまい、痛みというサインで脳へ異常を知らせます。
また、栄養と酸素不足になった筋肉は硬くなり、よりいっそう血流が悪くなります。
だから、冷えると腰が痛くなったり、肩こりがひどくなって頭痛が起きる人は、まず体を温めましょう。
さらに、冷えによって気分が悪くなる人もです。
体内の余分な水分が冷えることで、体が冷えすぎ、循環機能や消化機能まで低下してしまって「どこが悪いと言うわけでもないけれど全体的におかしい(お客様の言葉より)」というような体調不良を起こします。
この場合も、まず温めます。
どこでもできる、おすすめの温めかた。
温めると言っても、しょっちゅうお風呂に入るわけにいかないし、暖房器具はエアコンだけなんてこともあります。
整体院爽楽では、体に優しい玄米と小豆で作ったホットパックをお分けしています。
電子レンジで温めるだけで、30分程、じんわりした温かさが続きます。
これをおへその下に当て、しばらく横になると体がポカポカして楽になります。
横になれないときは、椅子に座ったまま、当てることもできます。
ぜひ、お試しください。