親指の付け根の腱鞘炎のセルフケア
2019年10月07日 16:34:04
50代になると、体のあちこちが痛み始めます。その症状の一つが腱消炎です。
「腱鞘」とは、筋肉の末梢である腱が、筋肉の収縮によって骨や他の筋肉とこすれて傷まないように保護する鞘です。
筒状になっていて、関節の近くに多く在ります。
この鞘は若い時は柔軟性があるのですが、高齢になると柔軟性を失い、炎症を起こして腫れてしまいます。
炎症が治まっても腫れは残り、いつまでも痛み続けることがあります。
整体院爽楽の方針
整体院爽楽では、腱鞘が炎症を起こしている原因を探り、それが関節の構造の問題であったり、栄養の問題であったりする場合は、対応して症状を軽くすることができます。
しかし、腱鞘そのものが腫れてしまって、整体の技術では痛みの軽減は困難だと判断したら、整形外科での手術をおすすめします。
手術と言っても、昔のように、表面をメスで切って腱鞘を切断開放して縫合する方法ではありません。
表面から針のような細いメスを差し込み、腱鞘だけを切る方法です。
この方法は、まだ一般的ではなく一部の病院でしか行われていません。
そのため順番待ちとなっています。
その順番待ちの間、痛みに耐える患者様はつらいですよね。
そこで、自分で痛みを緩和できるセルフケアをご紹介します。
親指の付け根の腱鞘炎のセルフケア
親指の付け根が痛む人は、腕の親指側の筋肉をもみほぐしてみてください。
そしてゆっくりと親指を動かしてみてください。少しですが痛みが軽くなると思います。
これは親指を動かす筋肉が腕から始まっているからです。
根本的な治療法ではありませんが、順番待ちの間の気休め程度にはなります。
また、整体院爽楽に来るための時間を作るまでの間の気休めにもなります。
お手軽な方法なので、お試しください。